2016年2月ごろ、当時2歳半の娘が小学校にあがるまでに家が欲しいと考えたところから、私たちの家づくりが始まりました。私の実家の敷地内のガレージと庭を壊して家を建てることに決め、ビルダーさん探しを始めました。私の実家は羽島市で代々森製材所という製材会社を営んでおります。今は弟が社長です。材木屋の息子として育った私も、実家で作った木材を使って家を建てたいという希望を持っていました。

右も左も分からず、まず大手ハウスメーカーさんに相談しましたが、実家の材料を使いたいという要望は聞き入れてもらえませんでした。門前払いが続いて困っていたところに、弟から「兄ちゃんが好きそうな家を建てている。うちの材料もよく納めている。ここなら間違いない。」と紹介されたのがナチュールホームさんでした。緊張してナチュールさんに電話をしました。「実家の材料を使いたい」と条件を伝えたら二つ返事でOKして頂けました。目の前が明るくなりました。この時のことは今でもとてもうれしく思い出されます。

初めてショールームへお邪魔し、高橋社長からナチュールホームさんの家づくりの考え方、家への愛情と情熱、理念を丁寧に教えて頂きました。それまで漠然と抱いていた「良い家」のイメージが変わりました。床暖房を使わなくても暖かい家が実現できること。自然素材をたっぷり使えば、子供を安心して育てられる家が作れること。自然素材は経年変化を楽しめ、使うほど愛情が湧くこと。また、社長ご自身も羽島市にお住まいで、私たち建築予定地の特徴や法規性についても深く理解をされていることや、私の実家の先代、先々代社長（父と祖父です）とも面識があることなども大変心強く感じました。

最初の打ち合わせの後、プランを見せて頂いたときの高揚感は忘れられません。妻の要望であった階段横の天井まで続く本棚。娘の要望であったロフトに続く梯子。私の要望であった「木」を感じられる内装・外装。ぼんやりとした夢をカタチに変えて頂いた！こんな格好いい家を建てて頂けるのか！とうれしく思いました。

その後、上棟までの間にも書ききれないほどの様々なハードルがありました。一見家づくりと無関係に思える事務作業に追われた時期もあり、くじけそうになることもありました。その度に、高橋社長をはじめナチュールホームの皆様に引っぱって頂き、時に背中を押して頂き、時に隣を走って応援して頂きました。大変心強かったです。この頃に第二子も産まれ、社長、奥様に暖かく祝って頂いたこともうれしい思い出です。

上棟後は、現場に来る度に理想の家ができていく感覚でした。隅々まで気を配られた丁寧な仕事にいつも感心させられました。上棟から引き渡しまでの5ヶ月間は、まるで映画やテーマパークのアトラクションのように楽しい気持ちで過ごさせて頂きました。

現在、住み始めて1ヶ月ですが、本当に快適に過ごさせて頂いております。洗濯ものは部屋干しで十分乾いています。工場や学校がすぐ隣ですが、窓を閉めれば外部の騒音も聞こえません。今は夏ですが、エアコン1台で快適に過ごせています。まだ冬は経験しておりませんが、きっと冬も暖かく過ごせそうです。子供たちも無垢の床の上で日々転げ回っております。

これからこの家で末永く暮らしていくことが本当に楽しみです。ナチュールホームの皆様、素敵な家を本当にありがとうございました。これからは家の主治医さんとして、ナチュールホームさんにお世話になれればありがたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。