ナチュールホームの皆様へ
早いもので新居の引き渡しから、もう1年が経ちました。娘も妻も自分もナチュールホームの皆さんと建てたこの家が大好きです。

仕事から帰ってきて玄関のドアを開いて「ただいま」と言うと、ドタドタと音を立てて走ってくる娘から、おかえりのハグ。「パパ、お二階で遊ぼっ」と誘われて2階へ。妻が夕食の準備をしている間に、2階の子ども部屋やセカンドリビングで遊びます。

最近は料理を手伝うのが好きで、子ども用の台を持ってきて一緒にキッチンに並んでお手伝いをしてくれます。円形のテーブルでご飯を食べて、1階のリビングでゆっくりしたら、お風呂に入って、3人で布団を並べて眠ります。共働きということもあって、家で3人一緒に過ごす時間は決して長くはないですが、住み心地の良いこの家で楽しく過ごしています。

ナチュールホームさんとの出会いは、家づくりを始めて、ハウスメーカーや工務店の見学をしようかと思っていた頃に、ナチュールホームさんで家を建てた弟からオープンハウスに誘われたことがきっかけでした。弟から家づくりの話は聞いていたし、弟の家にも行っていたので、どんなコンセプトの会社なのかはなんとなく知っていて良い印象だったので、試しに大垣でのオープンハウスに参加しました。それからは、毎回オープンハウスに参加するようになり、ナチュールホームさんのオープンハウスに行くのが楽しみになりました。そして、たくさんのOBさんの家を見せてもらいながらイメージを膨らませていきました。

最初は、プライベートを保ちながらお庭で遊びたいということもあり、「北玄関の総二階の家」を考えていましたが、見学を重ねるうちに「あれもいいな」「こんなのもありだな」と色んな思いが出てきました。そんな時に、羽島のモデルハウスに行って「中二階のある片流れ屋根のお家」に一目惚れ。ここから本格的な家づくりが始まりました。土地探しにも協力していただき、候補の土地が見つかる度に高橋さんに見てもらえたのもありがたかったです。高橋さんのご自宅も見学させていただき、奥様とお話ししたことも、女性目線での家づくりの参考になりました。

「ナチュールホームさんと家づくりをしたい」と思ったのは、外観等のデザイン、使っている素材、木の匂いやぬくもり、気密性、漆喰などなど色々ありますが、なにより高橋普佐男さんをはじめとするスタッフの人柄と家づくりへの想いに惹かれたからです。家は建てて終わりではなく、そのあとずっと一緒に暮らしていくもので、永いお付き合いになります。メンテンナンスをはじめとする色々な細かな相談にも、寄り添って丁寧に対応していただける皆様だからこそ、一緒に家づくりをしたいと思いました。娘もナチュールホームの皆様が大好きで、「ナチュールさん」でインプットされています。

私は毎日のように仕事で帰りが遅く、土日も出張があり、なかなか妻と相談できませんでした。そんな中、仕事と家事と育児をこなしながら、妻がたくさんこだわって考えてくれ、高橋さんたちに支えていただきながら、少しずつ家づくりを進めていきました。だからこそ、柴垣さんが描いてくださったデザイン画を見て、1番嬉しそうだったのは妻でした。

それまでイメージしていたのはモデルハウスのような家でしたが、そこに描かれていたのは「ガーデンシェッドが加わった片流れ屋根のお家」。その時の妻の笑顔は今でも鮮明に覚えています。暮らしやすい間取りでありながら、開放感のある気持ち良い家にするため、限りある予算の中で、間取りや動線など、とことんこだわりました。高橋さんには、何回も何回も、申し訳ないくらい線を引いていただき、私たちの家に対する想いに向き合っていただき感謝しかありません。

上棟は壮観でした。大工さんや職人さんの作業に、娘も興味津々。上棟の際の作業、その他大工仕事、漆喰の塗りなど、どれも見事でした。工事の過程を見ることができたのは楽しかったし、職人さんたちの確かな仕事を見ることができたので安心して暮らせています。職人気質の妻も大満足の仕上がりです。棟梁の若森さんをはじめ、工事に携わった人たちも皆さん素敵な人たちでした。この場を借りてあらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。

その後、外構工事により、かわいいお庭もできました。家族でやった芝張りは大変でしたが、その甲斐あって、夏にはたくさんお庭で遊ぶことができました。娘は裸足で芝生を走り回るのが大好きです。娘のためにお砂場も手作りしました。水やりや草刈りなど、庭の草木や家庭菜園も、娘が手伝ってくれるし、家族みんなの楽しみになっています。最近では、自分と娘で、育てたサツマイモを使ったスイートポテトや蒸しパンを作りました。暖かい日のお昼には、ウッドデッキでご飯を食べたりしています。

ナチュールホームさんには、家を含めた暮らしをデザインしていただいたと思っています。これからもこの家で過ごす時間が楽しみです。これからも末永くよろしくお願いします。