年老いて介護が必要になってきた家内の両親が、老後を安心して暮らせるようにと以前の家を壊して新築することにしました。以前、息子の家を建てていただいていたので、今回も気心の知れた大河建設さんにお願いすることにしました。

街中の間口の狭い細長い土地でしたが、私たちが考えた間取りとほぼ同じものを提案していただきました。更に、今まで暗かった居間も廊下の壁をなくし、天井に明かり窓を付けていただくなど、昼間には照明をつけなくても生活できる明るい空間を提案していただきました。

年老いた両親が生活しやすいようにと、バリアフリーを優先し、浴室やトイレも広く取りました。ほとんどはフローリングの床ですが、居間だけは畳にし、どのようにもくつろげる空間にしました。新築して1年が経過しましたが、自然の風合いのあふれる柱や壁、梁の見える広々とした空間でゆったりとした時間を送っています。

残念ながら両親は他界してしまいましたが、短い時間でもこの新しい家での生活を喜び、楽しい一時を送ってくれたことに感謝しています。私たちも年をとっていきますが、老後が安心して過ごせる家となり喜んでいます。